REGULAR MEETING & THE GENERAL ASSEMBLY

Club GP 定例会

Club GPは政府の推奨するCOVID19を想定した新しい生活様式に準じ、オンライン化をいち早く導入し、柔軟な勉強会運営を行います。

 ・総会と毎回の定例会を「ClubGP ONLINE」にてClub GP会員に配信します。 (*東京で開催される「経営者ミーティング」を除く。)
 ・セミナールーム入室の人数制限を行います

・第81回 定例会

演題
最新の骨再生用材料を知ろう!
~炭酸アパタイト系骨補填材とGBR適応吸収性ポリマーメンブレン~
日 時
2023年6月10日(土) 19:30~21:30
場 所
Club GP研修室(大阪) +オンライン配信(ClubGP ONLINE)
講 師
今里 聡
参加費
Club GP会員【無料】
今里 聡 Satoshi Imazato
略 歴
1986年
大阪大学 歯学部卒業
 
1991年
大阪大学歯学部 歯科保存学講座 助手
 
1990年
大阪大学・助手 歯学部
 
1993~1994年
英国ニューカッスル大学歯学部客員研究員
 
1999年
大阪大学歯学部 歯科保存学講座 助教授
 
2001年
大阪大学大学院歯学研究科 歯科生体材料学講座 教授
 
2018年
大阪大学大学院歯学研究科 先端機能性材料学共同研究講座 教授(兼任)
 
2019年〜2023年
大阪大学大学院歯学研究科長/大阪大学歯学部長
 
2022年〜
国際歯科研究学会(IADR)Vice President
抄録
近年、骨再生のためのいくつかの新しい材料が開発され、注目されています。本講演では、骨に類似した組成を有する炭酸アパタイト系骨補填材(サイトランスグラニュール)と、われわれが開発に携わり、市販に至った国内初のGBR適応生体吸収性完全合成ポリマーメンブレン(サイトランスエラシールド)を取り上げ、他の材料との比較を含めて研究データを示しつつ、これらの有用性について解説させていただきます。

・第4回 経営者ミーティング

日 時
2023年8月27日(日) 10:00~16:30
場 所
品川シーズンテラス
参加費
Club GP会員限定 5,000円 ★オンライン配信はありません

・第4回 症例検討会

日 時
2023年10月14日(土) 19:30~21:30
場 所
未定
参加費
Club GP会員【無料】
演題
「 5歯先天欠損に対して矯正治療とインプラントによる
補綴治療を行なった一例」
田島 暢崇 Nobutaka Tajima
略 歴
2002年
国立東京医科歯科大学 卒業
 
2005年
千葉県がんセンター手術管理部 医員
 
2006年
東京医科歯科大学 歯学博士号取得
 
2007年
長崎大学病院 顎口腔再生外科 口腔顎顔面インプラントセンター 助教
 
2014年
長崎市内 歯科医院勤務
 
2014年
長崎大学 客員研究員・研修登録医
所属
日本口腔外科学会認定、口腔外科専門医、 日本口腔インプラント学会認定インプラント専門医、 国際インプラントチーム (ITI) 公認 インプラントスペシャリスト
抄録
歯牙の欠損に対してインプラントによる補綴治療は非常に有効な手段である。 しかし多数の先天欠損歯を伴うケースでは、歯列不正や咬合異常、あるいは骨格的な異常を伴っていることが多く、インプラント治療のみでは審美的、機能的な回復が困難であり、インプラント治療に先立って矯正医や口腔外科医と連携し、これらの問題を改善したのちにインプラント治療を行う必要がある。今回は、歯列不正と顎骨のアンバランスを伴う5歯の先天欠損の患者に対して、歯列矯正と顎矯正(Lefort1型骨切り、オトガイ形成術)を行った後インプラントによる欠損補綴治療を行なった症例を供覧する。

演題
「 Club GP実践的活用法の一例」
松本 航 Wataru Matsumoto
略 歴
2009年
大阪大学歯学部 卒
 
2013年
口腔治療歯周科 医員
 
2014年
医療法人よつば徳祐会松井歯科 医長
 
2017年
松本歯科医院開業
所属
Club GP 理事、日本歯周病学会 認定医、日本顎咬合学会
抄録
知識は、実践されなければ価値がない。劇作家アントン・チェーホフの言葉です。一つの真理があると思っています。付け加えると、我々歯科医師の領域では、知識の無い実践は暴力となりえます。 Club GP Advanced Seriesを受講し、以前の自分であれば回避していたであろう症例にトライすることが出来ました。自分にとっては少し背伸びをしないと患者様の期待に応えられないような治療を行っていく際に、諸先輩方のアドバイスをいただきやすい環境で、自身の手技レベルも勘案して治療戦略を決定することができたと考えています。 そこで、今回の症例を供覧し、Club GPで学んだことをどのように日常臨床に取り入れ、生かしていくかの一例とさせていただければ幸いです。

演題
「 骨造成を併用したインプラント治療により
咀嚼機能の改善を行なった一例」
長崎 正寛 Masahiro Nagasaki
略 歴
2011年
昭和大学歯学部 卒業
 
2012年
昭和大学歯科病院臨床研修 修了
 
2016年
昭和大学歯科学部口腔外科学講座 大学院卒業 歯学博士
 
2016年
昭和大学江東豊洲病院 歯科口腔外科 勤務
 
2017年
昭和大学歯科病院 顎顔面口腔外科 助教
 
2018年
昭和大学 顎顔面口腔外科 兼任講師
所属
Club GP 理事、日本口腔外科学会認定医、日本歯科人間ドッグ学会認定医、厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医、日本口腔インプラント学会
抄録
患者は50歳男性。可撤性部分床義歯の違和感および咀嚼障害の主訴にて来院。長期出張が多く定期的な通院が困難な患者であった。複数歯にわたる歯根破折および重度歯周炎による炎症症状が顕著になっことから、全顎的な治療を行なう運びとなった。予後不良歯を抜歯し、上顎には可撤性部分床義歯、下顎には残存歯を利用したプロビジョナルレストレーションにて咬合高径を維持させた後、インプラント治療を伴う硬組織マネージメントを行った。固定性補綴装置を最終補綴とし、咀嚼機能の改善を図った一例を供覧する。

・第82回 定例会

演題
歯周組織再生療法の可能性
日 時
2024年1月20日(土) 19:30~21:30
場 所
Club GP研修室(大阪) +オンライン配信(ClubGP ONLINE)
講 師
井原 雄一郎・柳井 宗鋼
参加費
Club GP会員【無料】
井原 雄一郎 Yuichiro Ihara
略 歴
2009年
東京歯科大学 卒業
 
2009年
慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 研修医
 
2011年
独立行政機構 霞ヶ浦医療センター 医員
 
2012年
慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 助教
 
2017年
井原歯科クリニック 開業
所属
日本歯周病学会 専門医、日本臨床歯周病学会 認定医、日本口腔インプラント学会 専門医、American Academy of Periodontology member
抄録
近年、歯周組織再生療法の技術的進歩は著しく適応症は大きく拡大している。歯周組織再生療法によって歯周ポケットを減少させることは目的の一つではあるが、最大のメリットはクリニカルアタッチメントゲイン(以下、CAL gain)の獲得が期待できることにあると考えている。特に垂直性の骨吸収や根分岐部病変を伴う歯は、喪失リスクが高く、歯周組織再生療法によってCALgainを得ることで抜歯を回避ができる可能性が十分にあり、それにより得られる患者の恩恵は非常に大きい。しかし、すべての歯が歯周組織再生療法でCAL gainが得られるわけではないことは、周知のことであろう。代替治療(インプラント治療、固定性義歯、可撤性義歯、歯の移植など)を選択した方が治療期間、費用、患者満足度が高かったことを経験する先生も多いのではないだろうか。私自身もその一人である。それらを回避するためには正しい診断、適切な術式選択がとても重要と考えている。 代替治療の一つであるインプラント治療との比較は今も討論されているが、天然歯保存の可能性ができるのであれば患者、歯科医師ともに選択したいと思う気持ちに変わりはないだろう。歯周組織再生療法は技術的に繊細な治療であるが、正しい診断、適切な術式の選択ができれば歯周炎に罹患した歯、特に重度歯周炎罹患歯における保存の可能性、そして予後を変えられる治療法と考えている。 今回、『歯周組織再生療法の可能性』というテーマで歯周組織再生療法における診断と術式選択、そして実際の症例を供覧しながらみなさまと意見交換をさせていただき、情報共有できれば幸甚である。
演題
「 Endodontics ~保険医が行うRetreatment~」
柳井 宗鋼 Munetaka Yanai
略 歴
2015年
北海道医療大学 卒業
 
2016年
愛知学院大学 臨床研修
 
2015年
医療法人月星歯科クリニック 勤務
 
2020年
木野歯科医院 勤務
所属
日本顕微鏡歯科学会、日本歯内療法学会、日本歯周病学会、日本歯科保存学会、Club GP理事
抄録
近年、マイクロスコープやニッケルチタンファイル、MTAなど器材や術式が発展を遂げていくなか、「疼痛の管理」と「根尖性歯周炎の予防と治療」という根管治療の目的は変わりません。 再根管治療においては術式の煩雑さに加え、レッジやトランスポーテーションといった医原性の問題などがあることも周知の事実であります。今回は治療過程のなかで最も重要な「感染の除去」の部分に重点を置いて、保険治療でのコストと治療の質のバランスを考慮した私なりの再根管治療をお伝えし、みなさまのご意見をいただければ幸いです。

・第83回 定例会

演題
Maxillofacial analysis
日 時
2024年3月23日(土) 19:30~21:30
場 所
山中デンタルクリニック 浜田山インプラントオフィス
参加費
Club GP会員【無料】
内山 徹哉 Tetsuya Uchiyama
略 歴
2004年
東京歯科大学卒業
 
2010年
内山歯科クリニック開設
 
2023年
医療法人社団マイクロデンタル開業 理事長就任
抄録
包括的歯科治療における咬合の決定には様々な基準があり、2023年現在において明確なコンセンサスは得れていない。しかしながら、現実的には多くの咬合崩壊患者が存在し、歯科医師と歯科技工士がそのような患者に対し咬合再構成治療を進める際にはどこかに基準を求めなければいけない。そこで我々は顎顔面を指標として咬合を決定しいる。チェアサイドにいる歯科医師、ラボサイドにいる歯科技工士が、明確な指標をもとにワックスアップを取り組むことは、現状の歯牙の過不足をより詳細に把握することに繋がり、ひいては補綴の侵襲を減らすことができる。そのワックスアップをもとに作成されたプロビジョナルレストレーションを口腔内に装着し、再評価の後に最終補綴へと進む。我々は、常にこのステップを踏むことで初診時に最終的な咬合を具現化し、そのゴールの正当性をトライアルセラピーによって検証している。最小限の時間と侵襲で最大の効果を生む包括的歯科治療を目指している我々にとって、顎顔面を指標とする咬合診断はなくてはならないものである。


 

2023年度 年次総会(APM共同開催)


日 時
2023年12月10日(日) 10:00~16:30
場 所
ブリーゼプラザ 小ホール
講 師
佐藤 琢也・鈴木 真名・南 昌宏・坂本 貞樹・石崎 秀隆・杉山 幸菜・Nazariy Mykhailiuk・Yu-Hua Kuo・Yan Cheng-Han


事務局

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